merippaさんに為めし履き用の椅子を納品させて頂きました。
べ二ワレンのラグに置くというお話だったので、ここはチーク材のウィインザー調のアームチェアをお勧め致しました。
素敵な空間に使用して頂ける事は本当に幸せな事です。
merippaさんに為めし履き用の椅子を納品させて頂きました。
べ二ワレンのラグに置くというお話だったので、ここはチーク材のウィインザー調のアームチェアをお勧め致しました。
素敵な空間に使用して頂ける事は本当に幸せな事です。
最初に,merippaさんの直営店のプロデュースを担当していたHOME STOREの昌さんからこの陳列棚のお話を頂きました。最初にお話を頂いてからかなりの時間を要し、最終的にこのような形になりました。天板には、黒檀の千切りを要し、少しクラフト感を出したかなと。
この陳列棚は、merippaのオーナーさんの製品に対する思い入れの強さ、しかも良い製品に対する寛容さが、誕生できた理由かなとも思います。もちろん、思い入れが強い分、求めている物もそれなりに大変さがありました。カウンターの長さは3600という長さ。これが一番大変でした。しかし、仕上がって見ると意外に大した事ないのかなと。ちなみに材種は、クルミ。お店で使用する材種としては、少し珍しいのかなと。確かにお薦めはしましたが、チョイスしたオーナー様の感覚が素晴らしいと思います。
こちらは、昌さんが特に力を入れていた陳列棚。鉄とクルミの組み合わせで。なかなか面白い物に仕上がりました。
正直、店舗の什器は、本当に何年ぶりだろう。思い出せないですが、今回は、什器ではなく、普段製作している住宅の家具と何ら変わらい作り、思考で製作に臨めました。これは、ひとえに昌さんとmerippaさんのオーナーさんの理解あってのお話だと思います。このお店作りに携われた事に感謝しています。有り難うございました。
実は、1年くらい前から、ウォールナットの節、割れありの材でダイニングテーブルを製作したいなとぼんやり思っていました。
しかし、ただ節や割れが入っているだけではだめなんです。やはり自分なりの基準という物があって(感覚なんですけど)、そこを
逸脱してしまうと全く違う物になります。行き過ぎない感じそんな感じの材が欲しかった。そんな時、いつもお世話になっている
材料屋さんから、こんな材があるけど、と連絡を頂き、画像を見るとなかなかいい感じでした。これはやってみるしかないと。しかし、
やはり製作してみないと結果は分かりません。でもなかなかいい感じに仕上がったと思います。
節や割れも過ぎない感じで、充分大人な方にも使用して頂けるんではないかと思います。かっこいいです。
是非、見に来て頂けばと思います。
w1800d800h700 オイルフィニッシュ
もちろん、サイズのオーダーは承りますが、節や割れの入り方が違ってきます。こちらだけはご了承頂ければと思います。
脚の形状もオーダー頂けます。
いつもお世話になっている逗子市の1級建築士事務所アトリエけいさんに椅子2脚納品に伺いました。
どちらも、楢材で色違いのレザー仕様です。もともとお使いの楢材のテーブルに合せてのご使用です。どうやら、お打ち合わせの時クライアントが座る様になるとの事。長時間のお打ち合わせもあるそうなので、座っていて疲れない事を望みます。ちなみに、こちらで製作する椅子の座面張りは、かなりいい感じです。(もちろん自分では張りません。専門の張りやさんに依頼します。)この道、何十年という言い方は、陳腐で、いやですが、まさにそんな職人の塊みたいな方が張っています。人生の大先輩でもありますし、職人の大先輩でもあります。最初、その職人さんの提案で、張って頂いた座面は、少し厚い気もしました。しかし、座ってみると、その座り心地のいいこと。ただ、座面が厚いだけで座り心地がいいのではなく、張り地の張り方も関係して、この座り心地が、維持されているのだなと思いました。この座面の座り心地は維持したい。その一心でこの座面の厚みに合う意匠に少しずつ変更し、今の仕様に落ち着きました。がまた製作する時には、またどこか意匠変更しそうです。いろいろ書きましたが、是非一度この座面の椅子に座って頂けたらと思います。
稲村ケ崎の住宅の造作家具の納品がすべて終わりました。
楢材で製作した框組の引き戸並びにガラススクリーン枠や小窓。
特に引き戸上部の小窓はクライアントの強い希望で開け閉めできる仕様になりました。
白い塗り壁と楢材、ガラス、の組み合わせで物凄いすがすがしい気持ちになる空間が出来上がりました。実は、こちらの製品は、住宅の建築が始まり柱が建てられ、大体の骨組みが組み立てられた頃、現場でクリアントと詳細を詰めていきました。クライアントにとっては、形が見えた状況で詳細を決めて行ったので、きっとイメージし易かったと思います。
当初は、この建具と枠廻りだけでしたが、現場でクライアントとお話をさせて頂くうちに、言葉はわるいですが、ついでに吊り戸棚や玄関収納、トイレ収納、キッチンバックカウターのワゴンなども製作してよというお話になり、気が付くと色々製作させて頂く事になりました。各製品ともいろいろご提案させて頂いて、うまく納まり安心しております。
キッチンバックカウンター上の吊り戸棚。アメリカンチェリーの突板の扉と壁と同色のウレタン塗装仕上げで、清潔感のある空間が出来上がりました。引き戸越しの感じも良いです。
玄関収納はアルダー材の天板に壁と同色のウレタン塗装です。ウレタン塗装は、白い仕上がりでも、きちんと面が取れるので、手触りも良く上品な仕上がりになります。
トイレ収納は、アメリカンチェリーの突板の扉。
最後にキッチンバックカウターの一部に、工務店さん支給材によるワゴンとスライド棚を製作させていただきました。アルダー材のラスティックな感じの材で、これはなかなか面白いと思いながら製作せていただきました。
クライアントにも喜んで頂き、こちらも嬉しくなる瞬間です。
有り難うございました。Tさん、宿題の方頑張ります。今後共宜しくお願い致します。