先日、ナラ材のshelfを納品しました。
ナラ オイルフィニッシュ
w1700 h850 d500
高い吹き抜けのある素敵な住宅です。
この棚には、大きなお皿や、籠を収納するとのこと。
オープンの棚にお気に入りの籠を置き、その中にこれまたお気に入りの物を収納する。
この収納の仕方や、棚全体の佇まいは、いつか自分も自宅で、使用したいとずっと考えて
いた事。打ち合わせの時に、考えが、すんなり共有できました。
色々奥様とお話ししていると、好きな物がとても似ていて、どうりで話が早いと思いました。
納品の際も木のいい匂いがして、お願いして良かったとおっしゃって頂きほっとしました。
木の質感を出しつつも、凛とした佇まいを目指しました。
特に物を収納するとあまり見えなくなってしまう裏板の木味にはこだわりました。
裏板なので、穏やかでしかも少し軽めな物がいい。しかも物を収納するとあまり見えてこないので
木味的には少しくせがあった方がいい。これらを考慮して、いいあんばいの裏板の材を選別しました。
次はTVboardです。このshelfに負けない物ができそうな予感です。
もう少しお待ち頂ければと思います。
そして、今回は有り難うございました。
ナラの棚を組立。
組み立てるための道具ハタガネ。この青いフォルムに惹かれます。かっこいい。
少しですがmade to orderページも更新しました。
年も明け、とても寒い日が続いています。
本当に嫌な季節です。
しかし、寒い寒いとばかり言っていられません。
ご注文頂いている製品を製作しなくてはです。
ここしばらくナラ材での製作が続きます。
材料置き場から今回製作する物を想定して、それに見合う材料を運んで来ました。
これらの材料で、オープンシェルフ、テレビ台やテーブル、椅子のセット2台分を製作します。
これらのナラ材は北海道産です。去年たまたま、材料屋さんの倉庫の奥に置いてあった物を発見しました。
なんで、そんな奥にしまってあったのか分かりませんが、今となっては、北海道産のナラ材はなかなか手に入らなくなって来ましたので、手当して置いて本当に良かったです。
北海道産のナラ材は本州のナラ材や海外のオークにくらべると、目の緻密さ、繊細さによる滑らかな手触りや艶感、が
違います。特に鉋で削った時の感触が違います。
今までも北海道産のナラ材にこだわって製作してきましたが、しばらくは安心して、製作に集中出来ます。
今から、出来上がりが楽しみです。
とわいえ、家具製作に置いて一番大切な木取りをきちんとしなければです。
明けましておめでとうございます。
年明け一発目は、6日の現調でした。
といっても、今日は8日ですね。あっという間に時間が過ぎます。
もう少しで、今月の1/3が終わります。そんなのんきにしてられないです。
最近寒くてピリッとしていますが、気を引きしめて今年1年頑張りたいと思います。
遅くなりましたが、本年も宜しくお願いいたします。
nakahara
納品を待つ丸テーブル。
至って簡素な形状です。
今回の天板いつもより荒々しい木味、簡素な形状な分、材で
主張してみました。でも好きですこうゆう感じ。
そして最近ブログの更新がなかなかできませんでした。
というのも、パソコンが壊れ、新しい物に買換えました。
買い換えたのはいいものの、その後が大変でした。
パソコンに全く疎い自分。データ移行やコピー機などの周辺機器との再設定などが大変
で、結局いつもお世話になっているH氏へ電話、全部やって頂きました。有り難うH君。
やっとこれで、落ち着いてブログも更新できます。
来年はもう少し、ブログも頑張らねば。
今日が今年最終日です。
来年も皆様に喜んで頂ける家具作りに専念できればと思います。
今年1年有り難う御座いました。
この所、だいぶ寒くなってきました。苦手な季節が来るなといった所です。
しかし、空気はどんどん澄んできて、ある意味気持ちのいい今日この頃です。
しかも、最近当小屋(ギャラリー)にお越し頂ける方が、本当に徐々にですが増えてきました。
有り難たいお話しです。そんな中、先日、数少ない現品販売の家具、小棚をお買い上げ頂きました。
実は、これ生まれてくる我が子をイメージし、生まれたらちょっとした物を仕舞う棚として
使おうと考えていました。しかし、せっかく製作した物なので、取りあえず、小屋の方で、
現品販売の物として、展示しておりました。そうした所、先日小屋にお越しいただいたお客様に
大変気に入って頂き、ご購入して頂きました。誠に有り難うございます。
そして、この小さい棚がなくなるだけで、なんか寂しい空間に。という事で同じようなサイズの小棚
を樺(桜)材で製作しました。
こちら。 材;樺(桜) w760 d285 h800 ¥81,900(税込み) 現品販売
北海道の樺(桜)材で製作した、至って簡素な形状な棚。見て、触って頂けると樺(桜)材の良さが
伝わると思います。
丸シリーズ、小さいのできました。
コースターサイズとそれの少し大きいサイズです。
このちょっと大きいサイズ、なかなかかわいくて
これに乗るくらいの ちょこっとしたお菓子が午後のお茶とともにでてきたらうれしいな、という感じです。。。
コースターサイズもお皿のように使えます。
おまけ。。。
やっと少しずつ、秋がきてる感じです。
夏前に、編み上がっていたけど、ボタンつけるのをずっと先伸ばしにしていたカーディガン ついに完成です。
達成感がありました。やっぱり三國さんのデザインは編んでいる時も楽しいし、出来上がったときも嬉しいしで、
すごいなーとおもいます。
渋い色目にしてみました。が、大事にしているインディゴのワンピースにぴったりだったので満足です。
早く涼しくなるといいです。。。それでは junko
先日、食器棚を納品してきました。(納品した時の写真は撮影を忘れてしまいました。)
画像は、納品前に工房内で仮セッティングをしたところです。w2000h1800d400~600
こちらの食器棚は、見るからに実用的な物です。素材は掃除が簡単にやりやすいようメラミンで、上台
の扉だけ、ナラの柾目の突板で仕上げました。
下台はほぼ引き出しで、一部がトレーなどを収納するオープン棚です。
上台はひらきの扉で、右側に行くに従って、ボックスの奥行きが小さくなって行きます。
この奥行きが小さくなっていく理由は、天板の右側に作業スペースを設けたかったからです。
しかも、この食器棚を設置するスペースは、正直広くない。作業効率などを考慮し、天板はアールにしました。
しかも、このアールは正円ではないアールになっています。
これがこの食器棚の大きなポイントです。
そして、その作業スペースでいかに作業がしやすいようにと考えた結果、上台の形状を段々にしました。
こうすることで、作業スペースで、作業した時に、顔の近くに上台が来ず、圧迫感がありません。
食器は様々なサイズのものがありますので、奥行きが一律である必要もありません。物によっては、奥行きが
深いと取り出しにくい食器もあります。
これで、機能面は整いました。
機能面を整えた結果、非常に、簡素な構成(メラミン仕様)になりました。
しかし、フローリングは、オーク、椅子やテーブルはナラといった構成のお部屋なので、白のメラミンが
意外とお部屋全体を引き締めてくれていました。
この食器棚は自分とすると、「普段着の家具」といった所です。なんら気取りのない、普通の家具です。
しかし、どこにもこうゆう食器棚はないんじゃないでしょうか。
普通なんだけど、ありそうでない。ものすごい愛着が湧いてきました。
自分にはこの感じがちょうど良いかもしれません。
納品後、お客様にお会いした時、お客様も大変喜んでいてくれてほっとしました。